ジョン・スティーブン・ガーランド (Jon Steven Garland, 1979年9月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州バレンシア出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとホワイトソックス時代
1997年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でシカゴ・カブスから指名を受け、プロ入り。
1998年7月29日、マット・カーチナーとのトレードでカブスと同じイリノイ州シカゴに本拠地を置くシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。
2000年7月4日に20歳280日の若さでメジャーデビューを果たし、この年のメジャー最年少の選手となった。2001年は5月2日に3Aのシャーロット・ナイツから昇格後16試合に先発登板し、19試合にリリーフとして登板した。メジャー3年目となる2002年から、本格的に先発ローテーションに定着し、防御率は4点台中盤ながら、規定投球回に到達し12勝をマークし、以後2004年まで3年連続で12勝を記録。
2005年は開幕から8連勝をマークし、7月12日のオールスターゲームまでに13勝を記録し、オールスターに初めて選出された。無駄なボールを減らし、マーク・バーリーのようにストライクを優先的に取りに行く投球スタイルに変更し、与四球率を前年の3.15から1.91まで改善させ、防御率3.50・18勝・115奪三振(いずれも自己最高)を記録。シーズン終了後の12月に3年総額2,900万ドルで契約延長した。
2006年は、防御率こそ1.00近く悪化したものの、2年連続となる18勝を記録したが、チーム総得点がリーグワーストとなった2007年、ガーランドは防御率を前年より改善させたが、10勝13敗と4年ぶりに負け越した。
エンゼルス時代
2007年11月19日にオーランド・カブレラとのトレードでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムに移籍した。
2008年は14勝8敗と6つ勝ち越したが、被安打率が3割を上回り、防御率は4.90(いずれも自己ワースト)を記録。10月30日にFAとなった。
ダイヤモンドバックス時代
2009年1月29日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと1年契約(2010年までのオプション付き)。
ドジャース時代
2009年8月31日、後日発表選手との交換トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。11月5日にFAとなった。
パドレス時代
2010年1月26日にサンディエゴ・パドレスと契約。11月26日にFAとなった。
ドジャース復帰
2010年11月26日に古巣・ドジャースと契約。
2011年10月30日にFAとなった。
2012年2月13日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約で合意したが、身体検査をパスできず2月22日に契約は破棄され、入団に至らなかった。
マリナーズ時代
2013年2月12日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。3月23日に自由契約となった。
ロッキーズ時代
2013年3月24日にコロラド・ロッキーズと契約。6月8日にDFAとなり、6月10日に自由契約となった。
詳細情報
年度別投手成績
- 2013年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- MLBオールスターゲーム選出 1回:2005年
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 G
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)




