全日本ポケットバイク選手権(ぜんにほんポケットバイクせんしゅけん)は、かつて日本で行われていたポケットバイク(ポケバイ)によるレース。日本では当時「最も歴史と権威のあるポケバイレース」とされた。

末期にはロードレース世界選手権(MotoGP)等で活躍した中野真矢の名前を冠した「中野真矢杯」として開催されていた。

概要

1985年第1回全日本ポケットバイク選手権が日本ポケットバイク協会(JPA)と株式会社日本ライフ社の共催により、筑波サーキット本コースにおいて開催された。当時の出場者には後にMotoGPライダーとして世界で活躍することとなった青木宣篤、青木拓磨、青木治親の青木三兄弟をはじめ、宇川徹、加藤大治郎、松戸直樹等の選手が参加していた。以来この大会がキッズモータースポーツの登竜門となり、MotoGPライダーでは青山周平、青山博一、小山知良、高橋裕紀、中野真矢、中上貴晶、富沢祥也ら、スーパーバイクの中冨伸一ら、毎年のように有望ライダーを輩出していた。

なお、本レースは2010年を最後に開催されていない。その後2013年に日本ライフ社が倒産し、JPAも既に消滅しており、レース再開の可能性も事実上消滅している。

脚注


「第55回 全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会」、各ブロック全リーグ表! 日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)

青木宣篤‐プロフィールNobuatsu Aoki ProfileJapanese

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