清徳寺(せいとくじ)は、東京都足立区にある浄土宗の寺院。
歴史
1611年(慶長16年)、専蓮社心誉によって開山された。元々は江戸矢ノ倉町(現・東京都中央区東日本橋)に位置していたが、1644年(正保元年)に浅草新寺町(現・東京都台東区元浅草)に移転した。浅草時代の境内は840坪あり、「宝山院」「貞松院」の子院を有する大寺院であった。
1923年(大正12年)の関東大震災で焼失したため、1933年(昭和8年)に現在地に移転した。
本尊の阿弥陀如来は、平安時代末期から鎌倉時代初期の特徴を持っており、当寺開山よりもはるか以前に作られたものと推測される。
交通アクセス
- 谷在家駅より徒歩7分(経路案内)。
脚注
参考文献
- 足立区立郷土博物館 編『足立の仏像―ほとけがつなぐ足立の歴史―(区制80周年記念特別展)』足立区立郷土博物館、2012年




