シルバーティアラは、川崎近海汽船が運航しているフェリー。
概要
2018年6月開設予定の室蘭 - 宮古航路に転配されるシルバークイーンの代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2017年12月18日に進水した。2018年4月25日の苫小牧発便より八戸 - 苫小牧航路に就航。
設計
車両甲板は3層で、船首右舷および船尾にランプが設けられている。 シルバーフェリー歴代の所有就航船では初のスタンスラスタの装備及び2サイクルの主機を搭載し、客室設備ではエスカレータの設置をした
宅配便需要の増加を考慮し従来と比較し積載車両数はトラックを13台、乗用車を10台増加させた。また、女性一人客の増加を考慮し全客室の6割を個室とした。
船内
船内は「宝石のように凛と輝くティアラ」をイメージしたデザインで、快適性とプライバシーを重視した設計となっている。
本船では新たにビューシートが新設されたほか、2等寝台は1人用個室の2等寝台Aと、グループ向け階段式2段ベッドの2等寝台Bが設けられた。ビューシートは船首方に設けられた進行方向に向いた展望席で、津軽海峡フェリーの新造船に続く採用となった。このほか、ペットを連れた旅客向けに1等室(4名部屋)にペット同伴室、乳幼児を連れた旅客向けに女性専用の「あかちゃんルーム」が設けられている。
また、5・6甲板とも両舷後方の窓側通路は「プロムナード」として椅子・テーブル・共用テレビが設置される。
- 6甲板
- 特等室(4室)
- ツインベッド・キングベッド各2室
- 2等多目的室(1室)
- 2等寝台
- 2等寝台A72室、2等寝台B8室
- 1等室(18室)
- 2名室10室、4名室4室、和室4室
- 展望浴室
- マッサージチェア
- 5甲板
- 特等室(2室)
- 1等室(10室)
- 4名室4室、多目的和室2室(バリアフリー対応)、多目的洋室2室(バリアフリー対応)、ペット同伴室2室
- 2等室(9室)
- 通常室4室・レディース2室・多目的室2室(バリアフリー対応)・赤ちゃんルーム1室
- エントランスホール(2層吹抜)
- 案内所
- 売店
- 自販機コーナー
- キッズルーム
- ゲームコーナー
- ペットルーム
- ドライバールーム(72室)
- ドライバーズサロン
- ドライバー浴室
船室
脚注
外部リンク
- シルバーフェリー



