江崎 善左衛門(えざき ぜんざえもん、文禄2年5月5日(1593年6月4日) - 延宝3年3月26日(1675年4月20日))は、江戸時代初期の郷士。治水、新田開拓功労者である。幼名は新四郎、名は了也。入鹿六人衆の1人である。

概要

文禄2年(1593年)に尾張国春日井郡小牧村(現在の愛知県小牧市)で生まれた。名古屋から中山道へ通じる木曽街道小牧宿の開設に尽力、本陣を勤めた。

寛永10年(1633年)、同じ小牧出身の鈴木久兵衛らとともに、尾張藩の許可を得て入鹿池を築造し、新田を大きく開いた。この行いにより苗字帯刀を許された。木曽川の分流である合瀬川や春日井原の開発も行った。延宝3年(1675年)に亡くなるまで様々なところの開発を行った。墓は愛知県小牧市の西林寺にある。

昭和3年(1928年)、従五位を追贈された。

新田開発

小牧・春日井地区の台地は水不足に苦しんでいた。子と土地の入鹿(現在の愛知県小牧市)が低湿地であることに目を付けた善左衛門は1633年(寛永10年)に大きなため池を完成させた。この入鹿池の水で1400haの農地が開発された。

関連項目

  • 小牧御殿
  • 小牧市

脚注


長編記録映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」上映会 右岸の羊座

神明神社(藤枝市善左衛門) アタシとみつこと。

吉左衞門X 70年世代の今(佐川美術館)|美術手帖

江崎家の家族構成図

善左衛門の家(静岡県藤枝市) 静岡、藤枝のリフォーム|38年以上の実績の育暮家リフォーム