豊実駅(とよみえき)は、新潟県東蒲原郡阿賀町豊実にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
歴史
- 1914年(大正3年)11月1日:鉄道院岩越線(現・磐越西線)野沢駅 - 津川駅間延伸時に開設。
- 1980年(昭和55年)10月1日:貨物取扱廃止。
- 1981年(昭和56年)4月1日:業務委託駅となる。
- 1983年(昭和58年)2月28日:交換設備撤去、無人駅化。荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
駅構造
築堤上に単式ホーム1面1線を有する地上駅。以前は島式ホーム1面2線を有する交換可能駅であったが、上り線を撤去し現在に至る。
新津駅管理の無人駅。1980年代前半まで木造駅舎があったが解体され、駅前広場(西側)とは地下通路で連絡している。トイレは駅前広場と、ホーム上の待合室内の2ヶ所に設置されている。
駅周辺
駅前には集落が広がっており、民宿やアートギャラリーなどがある。東へ2km程行くと福島県耶麻郡西会津町との県境がある。
周辺は長らく道路事情が悪く、外部との主な交通手段は鉄道に限られていたが、1970年代末 - 80年代末にかけて阿賀野川を横断する3本の橋が架けられ、陸の孤島状態が解消した(詳細は船渡大橋#歴史を参照)。
- 国道459号
- 豊実郵便局
- 阿賀野川
- いとう屋旅館
- 民宿和彩館
- 船渡大橋
- 鹿瀬コミュニティバス「豊実駅」停留所
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越西線
- 徳沢駅 - 豊実駅 - 日出谷駅
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(豊実駅):JR東日本




