北イロコス州(きたイロコスしゅう、Province of Ilocos Norte)は、フィリピン北部ルソン島の北西に位置する州で、イロコス地方(Ilocos Region, Region I)に属している。南にイロコス・スル州とコルディリェラ行政地域のアブラ州、東にアパヤオ州、北東にカガヤン・バレー地方のカガヤン州と接し、北と西には南シナ海に面している。
面積は3,399.3km2、人口は514,241人(2000年)、州都はラオアグ(Laoag)である。
主な出身者
- フェルディナンド・マルコス:フィリピン第10代大統領。独裁政権でフィリピンを統治するも、後に失脚して亡命先のアメリカハワイ州で客死。遺体は、1993年にフィリピンに帰還してから、北イロコス州内のフェルディナンド・E・マルコス大統領センターの霊廟に安置されていたが、2016年にマニラの英雄墓地に埋葬された。
出典



