1989年のロッテオリオンズでは、1989年シーズンのロッテオリオンズの動向をまとめる。
この年のロッテオリオンズは、有藤道世監督の3年目のシーズンであり、最後のシーズンである。
概要
開幕戦ではベテランの村田兆治が西武を相手に完封勝利を飾り、5月13日の山形での日本ハムファイターズ戦で完投勝利で通算200勝を達成した。また新外国人のマイク・ディアズが4番に座り、6月には月間MVPを獲得するなど39本塁打の活躍を見せた。先発に転向した牛島和彦が12勝を挙げるが、前年に躍進した小川博や前年の首位打者・高沢秀昭が故障で戦線を離脱した。愛甲猛は夏場まで首位打者争いに加わり、打率.303を打った(パリーグ8位)。西村徳文もオープン戦での骨折で出遅れたが、復帰後は外野手に転向して4年連続の盗塁王を獲得した。また同様に骨折で離脱した水上善雄に代わって新人の初芝清が夏以降は三塁手に定着。村田兆治は7勝9敗と2桁勝利こそ逃したものの、179.2回を投げて防御率2.50の好成績で最優秀防御率のタイトルを獲得した。勝率は.393で2年連続最下位に終わり、このシーズンをもって有藤監督が退任した。
チーム成績
レギュラーシーズン
オールスターゲーム1989
できごと
選手・スタッフ
表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
出典




