スマートレイアーは、日本の競走馬である。馬名の意味は「冠名 層」。主な勝ち鞍は2014年・2016年阪神牝馬ステークス、2016年東京新聞杯、2017年京都大賞典。

経歴

3歳

2013年4月7日、桜花賞が行われた同日の3歳未勝利戦でデビューし、勝利を果たす。次走の条件戦にも勝利したが、休養を挟んで出走した三面川特別で4着に敗れ初黒星を喫した。

夕月特別に勝利し3勝目をあげ、秋華賞に出走した。後方からの競馬になり最後の直線で追い上げたが2着に敗れた。なお、優勝したメイショウマンボの鞍上は武幸四郎であり、スマートレイアーには武豊が騎乗していたことから、兄弟でのGIワンツーフィニッシュとなった。

暮れの愛知杯にも出走したが、6着に敗れた。

4歳

大阪城ステークスで勝利した後、阪神牝馬ステークスに出走した。スタートで大きく出遅れ最後方からの競馬になったが、直線で一気の追い込みが決まり12頭ごぼう抜き勝利し、重賞初勝利を果たした。

阪神牝馬ステークスを勝利したことにより、ヴィクトリアマイルへの優先出走権も獲得し出走したが伸びを欠き8着に敗れた。

クイーンステークスは池添謙一に乗り替わるも3着。府中牝馬ステークスは横山典弘が騎乗し2着。なお、愛知杯から6戦連続1番人気だった。

エリザベス女王杯では鞍上が武豊に戻るも10着と初めての二桁着順。チャレンジカップは6着。

5歳

前年制覇した阪神牝馬ステークスから始動し、4着。ヴィクトリアマイルは最後方からレースを進めるも6着。

大阪城ステークス以来の混合戦となった米子ステークスはミルコ・デムーロが手綱を取り勝利。府中牝馬ステークスは2着と惜敗。エリザベス女王杯はミルコ・デムーロが騎乗停止中により、浜中俊とコンビを組み上がり最速で追い込むも5着となる。

6歳

年が明け東京新聞杯から始動。吉田隼人が騎乗する。レースは今までの後方からの競馬から一転、逃げることになり、2着のエキストラエンドに2馬身差をつけ勝利。

阪神牝馬ステークスでも逃げる形となり、ミッキークイーン以下を振り切り1着。重賞3勝目を飾る。

ヴィクトリアマイルは好位から進めるも4着。休養明けの府中牝馬ステークスは3着に敗れる。次走は香港ヴァーズを選択、初の海外かつ2400m戦となるが5着と好走する。

7歳

京都記念は岩田康誠と初コンビ、2着となる。4年連続出走となったヴィクトリアマイルは4着。次走は鳴尾記念を選択し、1番人気に推されるも2着。

京都大賞典は後方からレースを進め、上がり最速の末脚を決め勝利。7歳にして重賞4勝目をあげる。

前年に続く香港遠征では、前年と異なり香港カップに出走し5着だった。

8歳

8歳となった2018年も現役を続行するが、勝ちきれないレースが続き、有馬記念13着を最後に現役を引退した。引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となる。

繁殖成績

  • 2024年9月29日現在

競走成績

  • 馬場状態:G=Good

血統表

  • 半弟プラチナムバレット(父マンハッタンカフェ)は2017年京都新聞杯優勝馬。
  • 姪に2024年ユングフラウ賞勝ち馬のミチノアンジュがいる。

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post

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