源 安(みなもと の やすし)は、平安時代初期の貴族。嵯峨天皇の皇子。官位は従四位上・備中守。
経歴
仁明朝の承和12年(845年)无位から従四位上に直叙。嘉祥3年(850年)備中守、嘉祥4年(851年)出居侍従に任ぜられる。
仁寿3年(853年)4月18日卒去。享年32。最終官位は備中守従四位上。
人物
文書作成は面倒がったが、射芸を好んだという。
官歴
『六国史』による。
- 承和12年(845年) 正月7日:従四位上(直叙)
- 嘉祥3年(850年) 正月15日:備中守
- 嘉祥4年(851年) 4月1日:出居侍従
- 仁寿3年(853年) 4月18日:卒去(備中守従四位上)
系譜
『尊卑分脈』による。
- 父:嵯峨天皇
- 母:粟田氏娘
- 妻:不詳
- 男子:源来
脚注



